後に擬態をやめるニンゲン

平凡社会人一年生によるなんでもない毎日の気づき

経済用語 ボキャ貧克服計画2

日経新聞 ボキャ貧克服計画

2日目 4月10日

クロスセルとは

クロスセルとはある商品の購入を検討している顧客に対し、別の商品もセットもしくは単体で購入してもらうためのセールス手法。

例えば、スマートフォンを購入した際に、ケースや保護フィルムの購入を提案したり、Netflixの契約を促したりといった感じ。

ちなみに...類義語的なものにアップセルという手法もあり、こちらはアップグレードを促して客の単価を向上させる営業手法である。

空売りとは

株券を持たず、あるいは、持っていてもそれを使用せずに、他から借りて行う売付けをいう。

空売りは、近い将来に株価が下落すると予想し、現在の株価でいったん売りを出し、値下がりしたところで買い戻して借りた株を返す。この時の差額が利益となる。株価の下落局面でも利益を出せることがメリットとして挙げられる。また、空売りには、株価の下落を狙った投機的なものと、株価下落による所有株の損失を防ぐつなぎ売りの2種類がある。

証券金融会社は、空売りするための株式の調達が困難になった時に、外部から株式を調達する。このときに発生する株式の調達手数料(品貸料)を逆日歩といい、売り方が負担する。

要するに信用取引の売り建て。

クラウディングアウト

国が国債を大量発行し、金融市場から大量の資金を調達した結果、金融市場の資金が不足する。その結果、民間企業という多くの資金の借り手の数に対して金融市場にある資金量が少なくなり、金利が上昇してしまう現象。

国債の大量発行は、金利上昇を起こし、民間企業の資金調達を困難にしたり、国民が住宅ローンや自動車ローンを組みにくくなるなど、消費と設備投資の現象を招く。というのがクラウディングアウト